俺は都内で私立探偵をやっている。

この事件は俺が私立探偵になって初めて出会った事件だった。


事務所をかまえてビラを撒いたはいいものの、やっぱり私立探偵を頼ってくる人間は滅多にいない。
浮気調査の依頼すらこないまま暇を持て余す日々が続いた。
「どうせ今日も誰も来ないだろうな」
そう思いつつ事務所で寝ていたら携帯が鳴った。

画面を見るとそこには見慣れた名前・・・仮に「西岡」としておこう。
西岡とは小学校からの腐れ縁で、俺が私立探偵を始めたのも西岡の影響だ。
西岡が「私立探偵は楽で儲かる」とか言うから始めたのだが・・・
ただ西岡は今私立探偵を辞めて、フリーライターをやっている。
どこの段位とは言わないが、六段と七段の狭間で生きている男だ。

俺が電話に出ると西岡は間髪入れずに話始めた。


「おい!大変なことに気付いてしまった!」
「今すぐ旅館『天豊』の『鳳凰の間』に来てくれ!」


それだけ言うと西岡は電話を切ってしまった。
ただ事ではないと思い急いで準備をして『天豊』へ向かった。

『天豊』に着くと、受付で『鳳凰の間』に用事があることを伝え、通してもらった。



『鳳凰の間』



『鳳凰の間』に入ると西岡がベッドに横たわっていた。

そのベッドは赤く染まっていた・・・

西岡はすでにこと切れていた・・・



テーブルを見ると西岡のものであろうノートが置いてあった。
そのノートにはこんな文章が書かれていた。


私はついに『天豊』の秘密に気付いてしまった
この事実を公表すると私の命はもちろん家族にも危害が及ぶかもしれない
それでも私はこの事実を公表しないわけにはいかないのだ
恐らくこの秘密に気付いたのは私が初めてだと思う
いや気付いた人間は殺されたのかもしれない
しかし殺されるとしても私自身もう後悔はしないだろう
もちろんできる事なら殺されないよう祈りたい
だが私が秘密に気付いたことを奴らは気付いているだろう
この文章を読んだ人
一人でも多くの人にこの事実を伝えて欲しい
この事実を公表されることによって社会的地位を失う者もいるだろう
だが自業自得だ
今までこの秘密を知らな


ここでノートは破れている。

俺はこのノートを読み終わった時気付いてしまった・・・
気付いてしまったんだ・・・


真相当てクイズ実施中
※NISHI代表が鳳凰卓に復帰しましたので、クイズは締め切りました。

真相


※応募締め切りはNISHI会長が鳳凰卓に復帰するまでとします。
  NISHI会長が鳳凰卓へ復帰すると同時に事件の真相を記したページを公開いたします。
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